哲学するチャイナ犬

北京在住15年のフリーカメラマン佐渡多真子さんが中国各地で出会ったチャイナ犬たち。マイペースでゆったりと、そして時にしたたかに生きる彼らの姿に、佐渡さんは中国的生き方を学んだそうです。ユーモラスな犬たちの写真1枚1枚に中国古典のひと言を添えたフォト・ポエム。中国犬の風景といっしょに読む中国古来の漢詩漢文は、格別の味わいです。



01 聞多素心人 楽与数晨夕(陶淵明)


(写真)雲南省 濾沽湖


ここに住みたいと思ったのは、ここには心の素朴な人がたくさんいると聞いたから。そんな人たちと、ずっと一緒にいたいから。








tokyo panda

投稿者

佐渡多真子

フォトグラファー

北京大学留学後、’99年より北京在住。中国関連の写真とエッセーを内外のメディアに発表している。

『NHK中国語会話テキスト』、『人民中国』の表紙写真、『読売新聞国際版』リレーエッセーを連載。著書に『幸福(シンフー)?』(集英社)など多数。
HP http://www.tamakophoto.com