Slice of Life

地方都市の若者たち

2010年、フォトグラファー・Go Takayamaさんは9年間暮らしたアメリカから拠点を北京に移しました。Takayamaさんにとって、高校時代に初めて修学旅行で訪れて以来、約12年ぶりとなる北京です。同年、Takayamaさんは、China Youthology/青年志という、北京のマーケティング会社と共同プロジェクト「China Normal」を開始します。約3ヶ月間、中国の第3、第4都市である、吉林,唐山,徐州,益阳,肇庆を訪れ、中国の若者を調査しました。各都市に約1週間滞在し、大学生、高校生、ビジネスマン、経営者、教師、中退した若者、フリーターなど、さまざまな立場の20代をインタビューしてきました。シリーズ「Slice of Life」からは、北京や上海などの大都市とは違った若者たちの素顔が見えてきます。



Slice of Life #1

連載第1回は、徐州で出会った中国地方都市の若者の素顔(前半)です。

徐州は江苏省の西北部に位置する、人口940.95万の都市です(百度より引用)

一週間の滞在中、大学生、高校生、ビジネスマン、経営者、教師、中退した若者、
フリーターなどをインタビューしてきました。ダンスや芸術という個性を生かした
フィールドで、がんばる若者が目立ちました。




(写真)徐州文化芸術学院(高校)の授業で、ストレッチをするWang Lu Qiao(当時16歳)






(写真)徐州市内の広場で行われたダンス・コンテストの際に、熱狂するファン






(写真)徐州市内のHip-Hopダンススクール, Rui Xinからの市内風景






(写真)Hip-Hopダンススクール, Rui Xinの授業風景







(写真内以下)
Q: 生活の中で最も手放したくない物は?
A: コンピューター 理由:映画や音楽を楽しむため

Q: 一番ほしいものは?
A: 自転車。もう一つは、旅行

Q: 最近もっとも気になる事情は?
A: 世界終焉の予言








Go Takayama

投稿者

Go Takayama

10代を日本で20代を米国で過ごした後、2010年より北京を拠点に活動中。中国へ移住して5ヶ月目に、北京のマーケティング・リサーチ会社と共同で「China Normal」プロジェクトを開始。東沿岸部の若者(漢族)を撮影する。2011年より個人プロジェクト「The Edge」のため、中国の辺境・国境を訪れ撮影している。

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