連載第5回目は、唐山で出会った中国地方都市の若者の素顔(前半)です。
唐山は河北省に位置する、人口757.73万(2010年)の地方都市です(百度百科より引用。
China Youthologyと共同プロジェクト「China Normal」で訪れた最初の地方都市で、中国に来て1年目の私には新鮮且つ驚きの多い地方都市でした。
インタビューの結果、家族や親戚の繋がりを密にする地方では、仕事や婚約者も家族が見つけてくるという風習が残っているという事実を聞きました。大学を卒業しても就職難だと答える学生もこの都市で多く見られました。都市化が進み便利になる唐山では、わざわざ物価や社会的ストレスの高い第一都市に上京する若者が減っているという状況も学びました。