第1回 はじめまして、TOKYO PANDAです。

2016年8月26日 / Tokyo Panda



(写真)ジャケット250元 / 水玉ワンピ160元 / 眼鏡79元 / フェイクレザーレギンス50元 / 蛇ブーツ650元 / ベルト35元 / ネックレス15元 / バッグ以外全て@タオバオ ―瀋陽の中心地・太原街、大好きなごはんどころ通りにて―


 毎日夕方17時に医学部での実習を終えるとすぐに帰宅し、パソコンを開く。起動する数分の時間を使ってお茶をいれ、ひと息つく。そして自分のブログをチェックし、メールをチェックし、ブログ友達からのコメントや仕事のメールなどを一気に返していく生活を送って早1年というところである。

 今年の1月に日本に帰ったときには、中国で活躍するブロガー・TOKYO PANDAとして記事に取り上げられたり、テレビにまで出させていただいたりして今までの生活とは全然違うまた新しいことに挑戦させてもらっている。

 もともと平凡な医学部生だった私が趣味のファッションを通して中国人女子たちと交流することになったのは、単純に自分の好きな洋服をシェアしたかったから。それと、瀋陽で全然気の合う友達に出会えず、余暇を楽しむすべがなかったからだった。

 さかのぼること2年ほど前。中国のBBSで自分の購入した洋服を紹介したところ、多くの中国人女子たちから問い合わせがあった。そして、少しずつTOKYO PANDAという名前が浸透しはじめたのである。同年12月にはブログを開設し、今に至る。

 ブログに毎日のようにコメントを残してくれる子がいたり、チャット機能を使って交流したり。ネットを通して日本女子と中国女子が交流しているのだ。中国のネット社会に飛び込んだ当初は、このようにチャットで見ず知らずの人と交流するなんて思っていなかった。ましてや注目を浴び、日本でこのような形で露出していくとは予想もしなかったことだ。

 このウェブで私の自己紹介と、ブログを通して出会った中国の女の子たちとのストーリーを書いていこうと思う。

——高校3年生になった私はオーストラリアへの語学留学をひかえていた。

 海外へ長く住むのは初めてだった。英語も全く話せなかったのでいろいろと不安はあったものの、若さゆえの好奇心だけでシドニーへ留学した。シドニーへ渡って世界各国の人たちと知り合い、世界の多様性を学んだ。考え方から、習慣までありとあらゆることが新鮮で、毎日が本当に楽しく充実していた。そんなときにオーストラリアで仲よくなった人たちが、皆そろって代替医療に興味を持っていた。それで自然と私自身も代替医療に興味を持った。

 最初はレイキヒーリングやエンジェルカード、アロマセラピー、フラワーレメディーなどのレッスンを受けて資格をとったりもしたが、何かもの足りなかった。もっと人間の本質的なことを学びたい。人体の不思議とは何か?医学を学びたい——。そう強く思った。短期間ではあったが、代替医療の面白さを生身で感じていた。中学高校とずっと漢方を服用してきて、中医学が予防医学的に効くということも知っていた。そして母親が、代替医療を実践する病院で働いていたこともあり、中医学を学ぶのだったらと、中国へ留学するのに賛成してくれたのだ。

 こうして中国の大学を受けるために中国語を勉強しはじめた。日本で1年ほど中国語を勉強しているときに今の大学の存在を知った。

 その時期と重なり、メディアでは中国の発展を予期するかのように時折中国のことを取り上げていた。2008年北京五輪、2010年上海万博と中国の発展も期待されていただけあって、相変わらず好奇心旺盛な私は今後の中国の発展に期待し、ますます中国へ行く決意は固まったのだ。



Tokyo Panda

投稿者について

Tokyo Panda: 医学部実習生 ファッションブロガー   東京都出身、瀋陽市在住。 2010年中国で医科大学を卒業し、現在は実習生として活動する傍ら、自身のファッション・生活スタイルをブログで紹介し、中国全土で多くの女性ファンを集める。 日本でもその活動・影響力が注目され、若者文化を通じた「日中親善大使」を目標とし、今後の活動が注目される。