講演会デビュー 汗

2016年8月26日 / Tokyo Panda



(写真)講演の時も、テレビ取材のカメラが。。。この人はNHKのカメラマンさん


 今日は東京での初めての講演会への挑戦について書きたいと思います。
 まず8月4日は、渋谷のインキュベーションセンターで伊藤忠IFSのセミナーにて45分間、100人くらいのファッション関係の方たちの前で私が知っている中国をパンダ目線で語る講演会でした。

空気にやられました。。。

 今10月になって振り返ってみて思うのは<パンダが知っている中国>という意味をまだきちんと理解してなかったのだと思います。理解していないから、自信もない。自分が知っていることがなぜ面白いと言われるのかわからず、普段中国に生活しているということがどういうことにつながるのかわかっていませんでした。それが私の根底の問題であるので、緊張もするし空気にも呑まれやすかったんだと思います。

 IFSさんで講演会をやらせていただいたときには、私が展開した内容には調べようと思えば調べられる情報の割合が多く、パンダしか知らない、パンダが中国のネット社会にどっぷりつかっているからこそ知っている中国人女子の部分の作り方が全然話せなくて猛省しました。

 まず、私は自分の経歴とタオバオについての解説を中心に話しました。前日には和光大学でも講演会をやらせてもらったりと準備は万全にしたはずでしたが、どうやら100人の聴衆のあの空気に呑まれ、楽しむ余裕など全然ありませんでした。

 気づけば、机がなくて立ちで話したので原稿も何も見てなくて、得意のマシンガントークで空気完全読めない女になっていて「講演会はライブだ」ということを完全無視していました。
 途中で空気読んでないことに気づいてこれ違うな。。。という風に思っていましたが、そこはもう止められず突っ走りました。

某タレントさん引退騒動で、すとん!

 この講演会の反省を生かし挑んだのが日産厚木での講演会でした。
 そこでも、「パンダの知っている中国」を、ファッションや今中国の女子たちやネットで熱いものにフォーカスして講演をするという内容で、ここでは前回のIFSのところでは足りなかった内容も足してたっぷり90分話しました。
 前回の一番の反省でもある「講演会はライブだよ」というマネジメント会社の方のお言葉をしっかり頭に入れたのと、あとあの日は私にとって特別な日でした。
 某タレントさんが引退するという会見後、とある番組で知人でもある某タレントさんがその方についてのコメントを生放送で語っていたのをその日の朝にたまたま見た私は、その方が直接知っていることだけを想いにのせて話していた放送を生でみて、心がすごく動いたんです。
「ライブっていうのはこういうことだ!」と思いっきりこの夏の1ヵ月半悩んでいたものがすとんと抜け落ちました。

この夏、悩んでました 

 やっぱり自分が直で感じて本当に想っていることこそが人の気持ちの琴線にふれるし、それを伝えていくことがパンダに必要なことなんだと思いました。
 というかこの1ヵ月半私悩んでたんです。なんでこんなにみなさんが私の話に興味をもってくれるのかとか、妙に自分の頭ではわかっていても腹ではわかっていなくて、どうもよくわかっていませんでした。
 そのことがあったおかげでその日の日産厚木での講演会では終わったあとにもたくさんの激励のお言葉をいただき、講演会という機会を設けていただいたことに感謝しました。

PANDAに求められてることは。。。  

 みなさんがパンダに言ってくださるのは、
「パンダは中国女子の気持ちをつかんでいる。どっぷりつかってることからしか見えないリアル中国を知っている」
 ファッションに関してもデザインに関しても、いろいろなところでみなさんが本音の部分で知りたいことを「パンダ」という「フィルター」を通して知ることができる。
 あと、私の中国に対する感覚を日産の講演会のときには聞かれました。たとえば、
「パンダさんは今後10年で中国は日本と同じように発展すると思いますか?」
「私なりの見解で中国について、大きくみてどう思うか」など、本当に幅広い質問をしてくださいます。
 なので常に感覚をどの分野においても研ぎ澄ますことが私に求められていることなんだなと思いました。そこにもっと研ぎ澄ませばそのぶんだけ、ニーズが集まっていくんだと思います。がんばります!



Tokyo Panda

投稿者について

Tokyo Panda: 医学部実習生 ファッションブロガー   東京都出身、瀋陽市在住。 2010年中国で医科大学を卒業し、現在は実習生として活動する傍ら、自身のファッション・生活スタイルをブログで紹介し、中国全土で多くの女性ファンを集める。 日本でもその活動・影響力が注目され、若者文化を通じた「日中親善大使」を目標とし、今後の活動が注目される。