台湾留学ほのぼの通信 第六回

2016年9月18日 / 台湾留学ほのぼの通信



(写真)これはA君のくれたものではありませんが、こんな感じで切って持って来てくれました✨切るのもひと手間だからすごく嬉しい!


第6回 台湾で流行中、お姫様病

日本にいるときも台湾に来てからの今も、“台湾と言えば…”という話題になると、ほぼ100%出てくる「台湾人男子って優しいよね」のフレーズ。半年間台湾に住んでその評判は正しいと確信しています。(もちろんたまーに例外もあるけれど)

・台湾人友人Aくん
親からもらったマンゴーを一緒に食べようと誘ってくれたAくん。食べる食べる!とノリノリで返事をすると、さっそく学生寮の前まで、丁寧に紙袋に入れたマンゴーを持って来てくれました。紙袋の中を覗くと、タッパーの中に一口サイズに綺麗に切られたマンゴーが!しかも2人分の爪楊枝まで用意してくれていました。シーズンの甘くてジューシーなマンゴーを食べさせてもらった後、感謝の気持ちを込めてタッパーを洗って返すと、「あ、俺が自分で洗うから大丈夫なのに、わざわざ洗ってくれてありがとう!」と逆にお礼されてしまった程!



(写真) 会場には大勢の観客が!こんな炎天下、大勢の人の中で席を譲ってくれたお兄さんの心の温かさに涙

・目の前に立っていたお兄さん
先日、地下鉄ストリートダンスバトルなる、ダンスのコンテストの決勝戦を観に行きました。毎年恒例のコンテストで知名度も高く、炎天下でも大勢の観客が。私は開始時間に遅れてしまったので、仕方なく席の後ろで立ち見をしていました。コンテストも後半に差し掛かったころ、立ちっぱなしの足の疲れを取るために屈伸していると、突然目の前のお兄さんに声をかけられました。「前の席が一つ空いたから座りなよ!」と。お兄さんも立ち見でしたが、すぐ目の前が座席のある場所だったため、空席をすぐに発見できたのでした。お兄さんもずっと立ち見で疲れているはず、しかも連れはいないようだったので、座りたければすぐに席を確保できたはず。それでも見ず知らずの私に席を譲ろうとしてくれた心の優しさにきゅんきゅんでした。結局、「ありがとうございます!でも大丈夫です(にっこり)」と言って席に座らなかったのは、お兄さんの近くで観戦していたかったから(笑)

・人気水餃子店の店員さん
さすが人気店!夕飯時にお店に着くとそこにはもうすでに長蛇の列が…お腹を空かせてしぶしぶ列の最後尾に着くと、店員のお兄さんがお客の数を確認しにやってきました。すると、私たちを見て「日本人でしょ、前においで」と先にお店に入れてくれたのでした。並んでいたほかのお客さんに申し訳ない気持ちになりながらも、日本人特別サービスに思わずにんまり。



(写真)一緒に旅行に行った時に、お腹が空いたからと一人コンビニで朝食を買うBくん。私の分もおにぎりを買って来てくれました。「みなみが食べるの好きなの知ってるから~」と、優しすぎる一言。でも太っちゃうからそんなに餌付けしないで~!(笑)


・台湾人の友人Bくん、Cくん、その他大勢…(笑)
彼女がいようがいまいが関係なし!一緒に遊びに行ったとき、ご飯を食べに行くとき、申し訳なくなるくらい気遣ってくれます。自分がご飯を食べるより先に「食べる?」といつも聞いて一口分けてくれたり、重そうな鞄を持っていたら、「重くないから大丈夫!」と言っても「いいから、いいから。」と代わって持ってくれたり。そんなに優しくされたらお姫様病になっちゃう!(最近台湾の女の子の間で流行りの病:優しくされ過ぎて、男性、特に彼氏に対してお姫様みたいにふるまってしまう病気です)とはいっても、やっぱり彼らの彼女には敵わないみたい。彼女の言うことにはなんでも従うし、誰より先に気遣ってあげます。流行り病にも納得♡(笑)

台湾に来て一番文化の違いを感じているのは、台湾人男子のこうした優しさと日本人男子のクールさとの違いかもしれません。台湾人女性と日本人女性の違いも、男性の目線から是非聞いてみたいものです(笑)



Minami Kanazshi

投稿者について

Minami Kanazshi: 国際教養大学3年生の金指(かなざし)みなみです。 現在、台湾・国立台湾大学で、大学の授業に、中国語の勉強に、台湾人とのご飯会に、現地のダンスサークルでの練習に、毎日盛り沢山な留学生活を送っています。 美味しいものをたくさん食べて、たくさん運動して、あったかい現地の人とたくさん交流して。外見も内面も、“台湾美女“になって帰国するのが密かな目標です。 ゆるゆるほのぼのな台湾での留学生活を共有し、一人でも多くの方を笑顔にしたい、そう願って記事を書かせていただきます。半年間どうぞよろしくお願いします。 ・台湾留学生のFBページ ・台湾留学に関するFBページ ・国際教養大学の留学ブログ