第15回 長江商学院MBA Judy(女性)27歳
超エリート街道まっしぐら!清華大学→GE→MBA→次は外資コンサルへ

(写真)頭脳明晰に加え、心も優しいJudy。エリートキャリアを追求しつつも、家庭との両立を目指す

<プロフィール>
1984年生まれ、河北省出身、両親と弟の4人家族。両親は教師で、恵まれた教育家庭に育つ。中学・高校は勉強に専念し、難なく清華大学工学部に入学。大学時代は勉強に専念しつつ、動物愛護協会の代表を務める。大学院を卒業後、GEに入社。3年間、ソフトウェアプロダクトマネージャーとしてマーケティング職に従事後、長江商学院MBAに入学。8月から米国コーネル大学に交換留学。

勉強だけが豊かに暮らすための唯一の道。猛勉強の末、清華大学に進学

Q. 子供の頃、両親はどんな人だった?

A.父親は中学校で数学の先生と事務職を兼務、母親は小学校の先生だった。両親は私の教育やしつけに関しては口うるさくはなく、私に任せてくれていた。私は自分を律するのが得意だと思う。

Q. 学生時代はどんな生活だった?

A.中学、高校の時はとにかく勉強しかしていない。私の町は小さなところで、北京のような大都市と違って、遊ぶところは少なく、学校にはクラブ活動もなかった。学内の寮に住んでいて、学校と寮の往復の毎日だった。唯一の趣味は読書で、図書館から借りてきた海外作家の小説をよく読んでいた。当時の中国はとにかく勉強して、いい大学に入ることがよい人生を暮らす唯一の方法だと信じられていて、子供に勉強以外のことを薦める親はほとんどいなかったと思う。よく勉強した甲斐があり、中国の最高学府の清華大学に進学することができた。私の高校からは800人中3人が清華大学に進学。
清華大学では自動化工学(Automation)を専攻し、基本は高校同様に勉強に専念した。そのおかげで2年次、3年次にトップ10%に与えられる奨学金を得ることができた。勉強以外では、ある人の影響で動物保護協会を立ち上げ、私は代表として、メンバー約20人とともに活動した。大学の同級生の半数以上は大学院に進学していたので、私も大学院に進学した。大学院の時にGE(General Electric)で3か月インターンする機会があり、インターン後、GEから内定を獲得し、卒業後はGEで働くことにした。同級生は卒業後ほとんどが外資系企業か国営の大企業で働き始めた。特に当時はIT企業が人気で、グーグルやマイクロソフトなど米系企業が中心だ。

GE時代は専攻を活かしたマーケティング職に従事。MBA卒業後に狙うは、外資一流コンサルティングファーム

Q. これまでのキャリアは?

A.GEではソフトウェアプロダクトマネージャーとして、マーケティングサイドの仕事に就いた。大学ではオートメーションを専攻したが、私は特にプログラミングが嫌いで、専攻を活かしたマーケティングサイドの仕事の方が自分には向いていると思う。市場や競合分析を通してマーケティング方針を決定し、営業部隊と綿密に連携し、商品を市場に送り出す仕事だ。

Q. なぜ長江商学院MBAを選んだの?長江での生活はどう?

A.3年間GEでマーケティングの仕事をし、仕事内容、職場環境ともに満足していたが、取扱い商品が狭く、もっと大きな舞台で仕事をしてみたくなった。MBAを通して、マネジメントコンサルティング業界にキャリアチェンジするのが目的だ。MBA卒業後は中国で仕事をしたいので、当初から欧米のMBAは選択しなかった。特に長江はビジネスネットワークが魅力的で、将来のビジネスを考えるとここがベストだと思う。実際に長江で授業を受けた感想は、教授や学生の質はしっかりしており、クラスサイズが小さいため皆と深い関係になれたのがよかった。8月から5カ月間コーネル大学で交換留学があるので、今はとても楽しみにしている。

Q. 卒業後の進路は?

A.卒業後は、マッキンゼーやボストンコンサルティングなど外資系一流コンサルティングファームで働きたい。既に結婚しているので、早めに子供を生み、仕事と家庭を両立させたい。



Akinori Ouchi

投稿者について

Akinori Ouchi: 現在、総合金融グループの香港拠点で中華圏事業投資に従事。 1980年11月生まれ。大学在学中に日本の公認会計士試験(旧第二次試験)に合格。 大学卒業後、米系投資銀行でIPO引受/M&Aアドバイザリー、ネット系ベンチャーで事業開発を担当。 30代は「海外で活躍する」という夢を実現しようと、29歳のときアジアの時代に中国のトップビジネススクールである長江商学院に私費MBA留学。優秀なクラスメートたちに刺激され、卒業後は中国に残ることを決意。 留学や仕事で4年過ごした北京を離れ、2014年7月から香港へ移住。